毎月の給料日を待って、通帳の数字を見て少しホッとする。
でも、ふと我に返ると「この働き方をあと何十年も続けるのか…」と、胸のどこかがザワッとする。
そんな感覚を、あなたもどこかで抱いたことがあるかもしれません。
このシリーズでお話したいのは、「会社を辞めろ」でも「皆FIREしよう」でもありません。
そうではなく、同じ会社員でも【労働者】として働くか【投資家】として働くかで、見える世界はまるで変わる、という話です。
第1回の今日は、その入り口として
「労働者マインド」と「投資家マインド」の違いと、今日からできる小さな意識のシフトをお届けします。💡
🧠 労働者マインドって、どんな考え方?
まずは、ここでいう「労働者マインド」をざっくり言葉にしてみます。
- 「時間を差し出して、お金をもらう」のが当たり前
- 給料は“決めてもらうもの”で、自分ではコントロールできない
- 仕事で消耗しても、「生活のためだから」と自分を納得させる
- お金の使い道は「ごほうび消費」が中心になりがち
どれも、悪いわけではありません。
むしろ多くの人にとっては、これが「普通」で、「常識」です。
でも、この考え方だけで生きていると、
- 給料や会社に依存しすぎて、不安が常に付きまとう
- 自分の時間=会社のための時間、になりやすい
- 「働き方」と「お金」の主導権が、ずっと他人側にある
という状態から抜け出しにくくなってしまいます。
📈 投資家マインドって、特別な人だけのもの?
一方の「投資家マインド」は、こういう視点です。
- お金は「消費するもの」だけでなく、「育てるもの」でもある
- 時間・スキル・人間関係も「投資対象」として見ている
- 給料は「キャッシュフローの1本」にすぎない
- 今の自分の選択が「未来の自分のリターン」につながると考える
ここで大事なのは、「投資家マインド=専業投資家になること」ではないということ。
会社員のままでも、副業をしていても、フリーランスでも、
「働き方」と「お金」を見る時の“レンズ”を変えるだけで、投資家マインドは育てていけます。
⚖ 労働者マインドと投資家マインドの違いを整理してみる
違いをイメージしやすいように、表にしてみます。
| テーマ | 労働者マインド | 投資家マインド |
|---|---|---|
| お金のとらえ方 | 生活費の源。足りるかどうかが不安の中心 | 働いて得る+資産から生まれる“両方”で考える |
| 時間 | お金と交換するもの | お金・スキル・人脈を生む「資本」 |
| 給料 | もらうもの・決めてもらうもの | キャッシュフローの1本。交渉・転職で変えられる |
| 消費 | 「頑張ったごほうび」が中心 | 「楽しむ消費」と「未来を楽にする投資」を分けて考える |
| 働き方 | 会社に合わせるのが前提 | 会社を「ポートフォリオの1社」として捉える |
どちらが正解・不正解ではありません。
ただ、「今より少し生きやすくなりたい」「将来の不安を減らしたい」なら、
投資家マインドの要素を少しずつ取り入れていくほうが、確実にラクになります。
🪞 まずは「自分の今のマインド」を知るところから
いきなり全部を変える必要はありません。
最初のステップは、「自分はいま、どんな前提で働いているんだろう?」と静かに振り返ってみること。
自分に聞いてみてほしい質問
- 給料日が近づくと、どんな気持ちになる?(安心?焦り?義務感?)
- 残業が増えたとき、「まぁお金になるしいいか」と思う?それともモヤモヤする?
- 今の仕事を「一生続ける前提」で考えている?それとも「選択肢のひとつ」として見ている?
ここで大事なのは、「正しい答え」を出すことではなく、
今の自分の“前提のメガネ”に気づくことです。
💰 「消費」から少しずつ「投資」に目を向けてみる
投資家マインドへの一歩として、今日からできるのが
「これは消費?それとも投資?」と自分に聞いてみることです。
たとえば、こんな感じ
- 高いけど本当に欲しい服 → 「自分の気分を上げる『心の投資』かもしれない」
- なんとなく買うコンビニのお菓子 → 「惰性の『消費』かも?」
- 本・講座・セミナー → 「将来の収入や選択肢を増やす『自己投資』になりそう」
- 投資信託・株・債券 → 「お金そのものを働かせる『金融投資』」
全部を投資にしろ、という話ではありません。
ただ、「これはどっちだろう?」と一度立ち止まるクセをつけるだけで、
お金との向き合い方は静かに変わり始めます。
⏰ 「時間の使い方」を投資家目線で見てみる
お金と同じくらい、投資家マインドで大事にしたいのが「時間」です。
1日の時間をざっくり棚卸ししてみる
- 本業の労働時間:何時間?
- 通勤・準備・残業にかかっている時間:何時間?
- SNSやなんとなくスマホを見ている時間:何時間?
- 自分の将来のために使っている時間(勉強・副業・投資リサーチなど):何分?
「労働者マインド」だけで生きていると、
時間のほぼすべてが「今月の給料のため」に消えていきます。
一方、投資家マインドは、
- 今月の給料のための時間
- 未来の収入や自由のための時間
この2つをバランスして考えます。
最初は、1日のうち「15分だけでも、未来の自分のための時間を作る」ことからでOKです。📚
🚀 今日からできる「投資家マインド」3つの小さな実践
最後に、第1回のまとめとして、
労働者マインドから投資家マインドへの一歩として、今日からできることを3つだけ。
- お金を使う前に「これは消費?投資?」と一度だけ聞いてみる
→ どちらを選んでもOK。ただ「考えてから使う」ことが大事。 - 1日の中に「未来の自分のための15分」を入れてみる
→ 読書・副業・投資の勉強など、なんでもいい。 - 給料を“ゴール”ではなく“スタート地点のお金”として見てみる
→ 「このお金をどう使えば、未来の自分がラクになるかな?」と考えてみる。
これだけでも、「働かされている」から「自分で選んで働いている」感覚は、少しずつ変わっていきます。
次回は、「時間=お金」だけじゃない。投資家マインドで働き方を捉え直す話を、もう少し深く掘り下げていきますね。🕊

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